OpenAIによる自然言語処理、画像処理、機械学習、深層学習の研究が進められ、新たな文章や画像・音声を生み出す「ジェネレーティブAI(生成AI)」は急速に成長し、新たな技術やサービスが続々と誕生しています。
営業活動にもOpenAIを活用したり、OpenAIを活用した営業支援ツールを導入する企業が増えており、業務効率化や自動化が進められています。
今回は、営業活動にOpenAIの技術を活用する方法や事例などについて紹介します。
オンライン商談の成果を最大化させるツール「ailead」の資料ダウンロードはこちら
OpenAIとは、人類全体に利益をもたらす汎用人工知能を普及・発展させることを目標に掲げ、AI分野の研究を行う非営利団体です。
2015年に設立され、イーロン・マスクやサム・アルトマンなどの著名人が支援しています。
人工知能の研究・開発による成果は、オープンソースで公開されます。
2022年11月に公開した「ChatGPT」、2023年3月に公開した「GPT-4」は、世界的に注目を集め、様々な技術やサービスに活用されています。
OpenAIの研究は、自然言語処理、画像処理、機械学習、深層学習などが行われており、強みの1つは、膨大なデータから学習して、新たな文章や画像・音声を生み出す「ジェネレーティブAI(生成AI)」です。
「GPT-3」では、人間のような文章生成を可能にし、これによって自動で文章作成や翻訳、要約、質問への回答などで大きな進歩が生まれました。
Whisperは、OpenAIが公開した音声データをテキストに文字起こしする音声認識モデルです。
Web上の68時間分の多言語音声データを教師付きデータとして学習し、日本語も精度高く文字起こしできるとされています。
日本語の文字起こしの精度は、世界中で6番目の精度(単語誤り率:5.3%)で、スペイン語、イタリア語、英語、ポルトガル語、ドイツ語に続きます。
Whisperは現在、OpenAIのサーバーにアクセスして呼び出すAPIの形で利用でき、利用料は、音声データ1分あたり0.006ドル(1円未満)と非常に安価で利用できます。
営業活動にOpenAIを活用する方法、事例としては下記のようなものがあります。
商談や会議の際は、いきなり商談に入る前に話しやすい雰囲気を作るためにアイスブレイクを行います。
ただアイスブレイクでも、相手に合わせた話をする方がその後より話をしやすくなります。
そこでChatGPTに商談相手の取材記事や紹介記事を読み込ませて、アイスブレイクのネタをいくつか出してくださいと依頼することで、そのネタをいくつか得られます。
実際に話をする前のアイディアを出す方法として有用です。
Microsoft Viva Salesは、OutlookやTeamsなどのデータをCRMへ自動で記録するツールです。
Outlookで顧客に送付した資料を記録したり、Teamsでの商談を分析して次回のタスクを記録するなど、CRMにて入力する手間が軽減します。
営業がCRMに入力・記録する手間が軽減されることと、複数のツールを確認することなくCRMで全て情報を管理できるようになることが特徴です。
顧客向けにメールを送る際、どういう顧客に向けて何の内容を伝えたいのかを予め指定してChatGPTにメールの文面を作ってもらうよう指示することも可能です。
一度作成した文面も、具体的に修正して欲しいポイントを指定することでそのように修正して仕上げてもらうことが可能です。
ZoomやMicrosoft Teams、Google Meet等のWeb商談・電話を「ailead」を活用して録画・文字起こしすることで、議事録作成の軽減や商談の振り返りを行うことが容易になります。
aileadで録画が完了すると、商談情報がCRMやSFAに自動で出力されて入力の工数が削減される他、録画データも指定の時間でURLを生成し共有を行えます。
営業活動における事務作業を軽減したり、録画した商談を従業員の教育に活用するなどセールスイネーブルメント文脈での活用が進んでいます。
今回は、営業活動にOpenAIの技術を活用する方法や事例などについて紹介しました。
OpenAIによる研究はオープンにされており、今後もますます営業活動の業務効率化や成果を最大化させる技術がますます増えてくると思います。
aileadでも、録画データをURLで共有してフィードバックをもらったり、会話の自動分析機能を確認するなど、セールスイネーブルメントの文脈で活用する企業が増えています。
ぜひ、サービス紹介資料をダウンロードいただき、aileadを自社の営業組織で活用できそうかご確認ください。
↓aileadの資料ダウンロードはこちらから↓
aileadの機能詳細等を掲載したサービス資料をダウンロードいただけます。