透明性の高いコミュニケーションで組織力を強化!ミドルマネージャー育成成功により、生産性20%アップを実現した、アシストの秘訣に迫る

執行役員 田中賢司さま

株式会社アシスト

累計80,000件を超える支援実績を持つホームページやアプリ制作を手掛けるリーディングカンパニー

業種
IT・インターネット
従業員規模数
50~199名
導入の目的
  • 新入社員の営業スキル向上に向けたOJT型の教育を刷新し、即戦力化を図る
  • 育成に関わるミドルマネージャーのマネージメント力の強化

活用機能
  • 自動録画機能:各種顧客商談や社内ミーティングの録画
  • コメント機能:動画の要点にコメントを添えて、コミュニケーションを円滑化
  • 内部共有機能:案件に関する商談データをワンクリックで社内メンバーに共有

導入前の課題
  • 事業拡大に伴い、OJT担当者のスキル不足や時間的制約により、目標とするレベルのディレクター※業を育成することが困難となった。
    ※サービスを導入したお客様へのディレクション業務を行う担当者
  • ミドルマネージャー※の指導力不足や、社員との案件共有におけるコミュニケーションの課題が原因で育成が進まず、さらに全国の営業所を直接訪問して指導するための時間も確保できない状況に直面した。
    ※ディレクターの育成担当者
導入後の効果
  • 動画の特定ポイントにコメントを付与することで、非同期かつ正確なフィードバックを実現。その結果、各ディレクターのキャッチアップスピードが向上し、1人あたりの顧客対応件数が1.2倍に増加。
  • ミドルマネージャーのフィードバックを可視化することで、社員一人ひとりの特性に合わせた指導へのフィードバックが可能に。さらに、遠隔でのマネジメントの実現でミドルマネージャーの育成が促進。

株式会社アシストは、中小企業や個人事業主の成長を支援するためのITソリューションを提供するリーディングカンパニーです。同社は、ウェブサイト制作やアプリ開発を中心に、多岐にわたるIT支援サービスを展開。年間5,000社以上の制作実績を誇り、特に中小企業に特化した支援で信頼を築いてきました。独自のウェブ制作管理システムやアプリ制作パッケージを活用し、顧客の売上向上や集客、採用活動を強力にサポートしています。

また、同社は経済産業省認定の情報処理支援機関(スマートSMEサポーター)として、中小企業のIT活用促進にも注力。透明性の高い運営体制ときめ細かなサポートを通じて、ITプロジェクトの成功率向上に寄与しています。

今回は、執行役員の田中様に『ailead』の導入経緯や運用後の効果について伺いました。

まず、株式会社アシスト様の展開事業とビジョンについて改めて教えてください。

田中さま:
弊社は、企業様のホームページ制作、SNSマーケティング、MEO(マップエンジン最適化)対策などを通じて、ブランド認知度の向上を目的とした地域密着型の集客支援を10年以上にわたり行ってまいりました。

近年、AIを活用した新たなデジタルソリューションを次々とリリースし、多様なお客様の課題に対応できる体制を整えることで、事業を大きく成長させております。

新たなソリューションの起案については、弊社代表の発案により進められており、テストマーケティングを経て、迅速なサービス化を目指しております。その過程では、サービスの管轄責任者を選定し、詳細な商品仕様の調整、資料作成、勉強会の実施、管理フローの構築などを進めてまいります。責任者は、主にチームリーダーやサブマネージャーから選出されることが多くなっております。

私たちは、多様なサービスを提供することで、企業様が抱えるさまざまな課題を解決し、企業様の事業成長を継続的に支援する企業でありたいと考えております。

また、各企業様の事業成長に伴う雇用創出などの社会貢献を通じて、企業価値の向上を目指すと同時に、アシスト社としての雇用拡大にも取り組んでいます。
創業当初から変わらない企業理念として、常に限界に挑戦し続けること、そして中小企業様の役に立つことをミッションに掲げ、事業を展開している企業です。

続々と新たなソリューションがリリースされる、そのスピード感は本当に目覚ましいですね。その中で、田中様のミッションや業務内容についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

田中さま:
私の業務は、弊社サービスにお申し込みいただいたお客様へのフォローアップ対応をはじめ、お客様のご要望に応じたディレクションから納品までの全工程の管理をしております。

弊社内には、新規営業部門とサービスを導入したお客様へのディレクション業務を行う部門が存在しており、私はディレクションチームのマネジメントをメインに行っております。

また、納品後のお客様をサポートする専任の部門もあり、お客様対応に関わる業務全般などを全て管掌しております。

先にお伝えした、新規サービスのリリースに伴う、管理および実行の責任者としての役割も含め、顧客価値の最大化とお客様の事業成長への貢献をミッションに業務に従事しております。

多くの中小企業様は、WEBに関するさまざまなお悩みを抱えていらっしゃいますが、私たち企業は、そうした課題をワンストップで解決し、多くの企業様を支援したいと考えております。

弊社は、お客様一人ひとりと真摯に向き合うことを何よりも大切にしており、その姿勢を組織全体に浸透させることこそが、私の重要な役割であると強く認識しております。

これまでに延べ80,000件を超えるお客様のご支援を行ってまいりましたが、今後もさらに多くの企業様への支援を拡大していきたいと考えております。

アシスト様が多くのお客様に求められている背景やに要因ついて、見解をお聞かせください。

田中さま:
昨今、IT技術を活用した業務のDX化が進む中で、私たちが大切にしているのは、提供するサービスの品質に加え、ご相談いただく企業さま一社一社に親身に寄り添う姿勢になります。

WEBに関するさまざまなソリューションが世の中に存在する中で、弊社を選んでいただいたお客様からの評価は社員の対応に関する事が多いと認識しております。
おかげさまで、Googleマップに寄せられる口コミでは、サービスの品質以上に、担当スタッフの対応に対する温かいお言葉を多数いただいており、大きな励みになっております。

創業当初から守り続けている理念は、社員一人ひとりが日々の行動を通じてお客様に真摯に向き合う姿勢によって築き上げられています。
事業会社として、サービスの品質向上に努めるとともに、お客様に真摯に向き合ってきた結果が、80,000社という支援実績に反映されているのではないかと考えております。

aileadのリリース初期からご利用いただいておりますが、導入を検討するきっかけとなった出来事について教えてください

田中さま:
私が入社してから現在に至る10年間で、多くのサービスが生まれ、社員の数も大きく増加しました。

その中で、新入社員の営業スキル向上に向けた育成には非常に苦労してまいりました。特に、私がこれまで対応してきたお客様の数や社員へのマネジメント経験に基づく示唆は、誰もがすぐに順応できるものではないと感じておりました。

例えば、新入社員がお客様に対応する際、「自分だったらこういう切り口で提案するのに」といった、過去の経験に基づく独自の発想が浮かぶことがあります。しかし、社会経験やお客様対応の経験が少ない社員にとっては、当然ながらそのような発想に至るのは難しい状況です。

ailead導入以前は、人材教育の大半をOJT型で行い、一部はマニュアル作成などのコンテンツを共有することでフォローしていました。しかし、毎年のようにお客様の数や提供するサービスが増加し、全国に支店を展開するまでに事業が成長する中で、この課題はますます複雑化し、私をはじめとしたチームリーダーにとって大きな問題でした。

そんな中、私自身が最も危機感を抱いていたのが、ミドルマネージャーの育成でした。

社員を成長させることのできる人材育成は、今後の事業成長の肝になると考えており、それこそがまさに「匠」の世界であることを、過去の経験から強く実感していました。

お客様対応と同様、社員一人ひとりとのコミュニケーションに唯一の正解はありません。 互いに適切なニュアンスで意思疎通を図り、納得のいく形で合意に至ることが重要なのですが、チームリーダーの言語化能力不足と、新入社員などの受け取り方の問題の解消は、特に困難な課題の一つでした。

私自身、各事業所に実際に赴き現場管理を行っておりましたが、社員の増加に伴う工数の捻出に限界を感じておりました。

これらの課題に対しては、弊社代表の宇井も共感しており、会社全体の問題として解決に向けたプロジェクトが本格始動したと記憶しております。

そんな中でaileadを選択していただいた理由について教えてください。

田中さま:
元々、お客様との打ち合わせ時に議事録を取る文化があったため、この種の自動化ツールには以前から興味がありました。 また、先述の課題についても汎用的に活用できるのではないかと考えておりましたので、ailead様以外のツールも検討しておりました。その中でも、当時一番効果的だと感じたのは、aileadのコメント機能です。

お客様とのコミュニケーションデータのような非構造的データを構造化する仕組みは他にもありましたが、それらの構造化データを基点にチームでコラボレーションできる方法を模索しておりましたので、コメント機能は非常に魅力的でした。

実際にaileadを活用してみたところ、動画内の特定のポイントについてディスカッションが実現できたので、社員同士の「あの時のあの発言」といった曖昧なやり取りが一切なくなりました

また、私をはじめチームリーダー陣が案件に関する録画データを逐一確認するのは時間的な制約からほぼ不可能でしたが、aileadの要約機能は、お客様との商談全体の要旨をアウトプットしてくれる点で非常に有効的で確認作業も簡単になりました。

これらの機能により、案件ごとの問題特定と解決までのスピードが明らかに向上することを確信し、導入への温度感は一気に高まりました。

その他、弊社の事業ドメインでもあるWeb制作の経験から、aileadの直感的な操作性とシンプルな機能設計は非常に優れていると感じていました。

aileadの商談自動録画機能をはじめとした各種機能は、直感的な操作性により、年齢や経験に関わらずスムーズに活用できると感じました。 Webサイト制作の経験から、ユーザーインターフェースがいかに重要かを知っている私にとって、aileadの洗練されたUIも導入ポイントの一つ重要な要素になったと思います。

ailead導入後の効果や独自の運用方法について詳しく教えてください?

田中さま:
まず、目立った成果として挙げられるのは、ディレクターのスキル向上です。

通常、即戦力化までには2〜3ヶ月程度かかっていましたが、ailead導入後には1ヶ月まで短縮されました。

ポイントは、各ディレクターに自信を持たせることができた点にあると思います。

aileadには、動画内の特定ポイントにコメントを付与できる機能があります。この機能を活用し、改善案や奨励を定期的に提示することで、各ディレクターのスキルアップを支援しています。

弊社では、チームリーダー1名と複数のディレクターで構成されたチーム制を採用しています。ディレクターは毎月1回、案件で困った点をチームリーダーに共有しています。

このスキルを身につけたい」という意識を持ちながら共有することで、各ディレクターの目的に即したフィードバックが可能となりました。

さらに嬉しい変化として、自身の商談を共有し、成長を実感する中で、ディレクター同士が自発的に動画を共有し合う文化が生まれたことが挙げられます。

当初は、毎月1回の共有を半ば強制的に実施していましたが、現在では自然とこうした行動が定着しています。

こうした取り組みを通じて、各ディレクターは着実に自信を高めております。

また、各ディレクターは複数の案件を担当しながら、新規のお客様対応にも尽力していますが、ailead導入後には担当案件数が純増し、昨年比で生産性が20%向上する成果が得られました。

即戦力化までのスピードが向上したことに加え、各案件内で発生する問題への対応速度が大幅に改善され、問題発生時の迅速な対応が可能となったことで、結果的により多くのお客様への対応が実現しました。

ディレクターがお客様へのディレクションや提案を進める中では、必ずしも自身だけでは解決できない状況が生じます。ailead導入以前は、ディレクターからの相談に対し、その都度適宜回答を行う形でしたが、私のスケジュールに合わせたコミュニケーションが必要となり、時間的な制約が発生していました。

aileadのコメント機能を活用することで、私がどこにいてもディレクターからの相談ポイントを特定できるようになりました。また、回答とフィードバックを効率的に行えるようになったことで、問題解決のスピードが向上し、最適な提案とトラブルの防止に繋がりました。

そして、最も嬉しい効果として、各チームリーダーがどのような指導やコミュニケーションを行っているかが可視化された点が挙げられます。

私が抱いていたミドルマネージャーの育成に関する懸念も、ailead上のコメントを確認できるようになったことで、解消に向かいつつあります。

例えば、あるポイントにおけるコミュニケーションを確認した際、チームリーダーの表現が配下のディレクターにとって適切でないケースを検知できたことで、スキル向上につながらない要因を特定できるようになりました。

人にはそれぞれ性格があり、表現ひとつを取っても多様な伝え方があります。私自身、多くの社員と関わる中で、自然とその人に合ったコミュニケーションに変換することができていますが、この視点を活かしてチームリーダーに対して有益な示唆を与えることができました。

弊社は全国に営業所を構えていますが、各営業所で行われるマネジメントに関するコミュニケーションがブラックボックス化していました。しかし、これらの取り組みにより、状況は大きく改善しつつあります。

また、このやり取りを通じて、社員一人ひとりの人柄や仕事の考え方を発見できる点も大きな驚きになりました。

最後に、今後、株式会社アシスト様はどのような事業成長を遂げて、社会貢献していくのか、その未来についてお聞かせください。

田中さま:
今後は、お客様にとってさらに有用なサービスをリリースし、多くの中小企業様の事業成長に貢献していきたいと考えております。お客様のビジネスを飛躍的に成長させることで、各企業様の雇用創出や地域活性化に寄与してまいります。

また、日本国内にとどまらず、グローバル展開も視野に入れ、幅広い企業の事業成長をサポートすることで、自社の雇用拡大にもつなげていきたいと考えています。

aileadは、海外支店を含む多拠点展開においてさらなる効果を発揮できると期待しており、今後のaileadの成長に大いに期待しています。

創業以来掲げている「常に限界に挑戦し、チャレンジを続ける」という企業理念のもと、中小企業様の成長を支え、社会に貢献し続ける企業を目指します。

社員一人ひとりが成長を実感できる働きがいのある組織を目指すとともに、多様な人材が活躍できる環境を整え、社会全体の活性化に貢献したいという強い想いを持っています。 高い志をもって、アシストの成長を加速させていきたいと思います。

株式会社アシスト

累計80,000件を超える支援実績を持つホームページやアプリ制作を手掛けるリーディングカンパニー

業種
IT・インターネット
従業員規模
50~199名
導入の目的
  • 新入社員の営業スキル向上に向けたOJT型の教育を刷新し、即戦力化を図る
  • 育成に関わるミドルマネージャーのマネージメント力の強化

活用機能
  • 自動録画機能:各種顧客商談や社内ミーティングの録画
  • コメント機能:動画の要点にコメントを添えて、コミュニケーションを円滑化
  • 内部共有機能:案件に関する商談データをワンクリックで社内メンバーに共有

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