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Zoomの画面共有機能を使うと、自分のPC・スマホの画面を相手に見せながらミーティングを進められます。資料の提示やアプリの操作デモなど、オンライン商談に欠かせない機能です。
この記事ではZoomの画面共有のやり方をPC・スマホ別に解説し、ホスト以外の参加者が共有する設定方法や、画面共有できない時のOS別・デバイス別対処法まで網羅します。
Zoomの画面共有機能とは
Zoomの画面共有は、自分のPCやスマホ、タブレットの画面をミーティング参加者全員に映す機能です。画面共有を使うと、ミーティング中に資料を提示したり、アプリケーションの操作を実演したりできます。
共有できる対象は以下の通りです。
- デスクトップ画面全体
- 特定のアプリケーション(PowerPoint、ブラウザなど)
- ホワイトボード(リアルタイムの書き込みが可能)
- ファイル(PDF、画像、動画など)
- コンピューターの音声(動画再生時など)
画面共有のやり方(PC版)
基本操作
- Zoomミーティングに参加した状態で、画面下部のツールバーにある「画面共有」(緑色のボタン)をクリック
- 共有したい対象(デスクトップ、アプリケーション、ホワイトボードなど)を選択
- 「共有」をクリック
共有対象は「ベーシック」「詳細」「ファイル」の3つのタブに分かれています。
- ベーシック: デスクトップ画面、起動中のアプリ、ホワイトボード
- 詳細: PowerPointのスライドショー、画面の一部分、コンピューターの音声のみ
- ファイル: Dropbox、Google Drive、OneDriveなどのクラウドストレージ
別の画面に切り替えて共有する方法
すでに画面を共有している状態で別の画面に切り替えたい場合は、画面上部に表示されるフローティングツールバーの「新しい共有」をクリックします。一覧から切り替えたいアプリやファイルを選択し「共有」をクリックすると、共有対象が切り替わります。
画面共有を終了する方法
画面上部のフローティングツールバーにある「共有の停止」(赤いボタン)をクリックすると画面共有が終了し、通常のミーティング画面に戻ります。共有中のアプリを閉じても共有は停止しますが、「共有の停止」ボタンから正しく終了するのが推奨される手順です。
デスクトップ共有とアプリ指定共有の違い
デスクトップ画面全体を共有すると、マウスの動き、通知ポップアップ、パスワード入力、背景で開いているファイルの内容まですべてが相手に見えてしまいます。
アプリを指定して共有すると、そのアプリの画面だけが相手に表示され、他の操作は見えません。セキュリティと情報漏洩防止の観点から、特別な理由がない限りアプリ単位での共有を選びましょう。
画面共有のやり方(スマホ・タブレット版)
iOSの場合(iPhone / iPad)
- Zoomアプリのミーティング画面下部にある「共有」をタップ
- 「画面」を選択
- 「ブロードキャストを開始」をタップ
- 3秒のカウントダウン後、画面全体がミーティング参加者に共有される
iOSでは特定のアプリだけを共有する機能はないため、共有前に通知をオフ(「おやすみモード」または「集中モード」を有効化)にし、見られたくないアプリを閉じておくことを推奨します。画面上部のステータスバーが赤く表示されている間は画面共有中です。
Androidの場合
- Zoomアプリの「共有」をタップ
- 「画面」を選択
- 「今すぐ開始」をタップ
Android版もiOS同様に画面全体が共有されます。事前に「通知をミュート」をオンにして不要な通知をオフにしておきましょう。Android 10以降のバージョンが必要です。
ホスト以外が画面共有する方法
Zoomのデフォルト設定では、画面共有の権限はホスト(会議の主催者)のみに設定されています。ホスト以外の参加者が画面共有するには、ホストが権限を変更する必要があります。
ミーティング中に設定を変更する方法
ホストがミーティング中に権限を変更する方法は2つあります。
1つ目は、ツールバーの「セキュリティ」アイコン(盾のマーク)をクリックし、「参加者に次を許可」の中から「画面の共有」にチェックを入れる方法です。
2つ目は、「画面共有」ボタンの横にある矢印(∧)をクリックし、「高度な共有オプション」を開く方法です。「共有できるのは誰ですか?」で「全参加者」を選択します。
Zoom Webポータルで事前に常時許可する方法(推奨)
毎回ミーティング中に設定を変更するのは手間がかかります。Zoom Webポータルで事前設定しておくと、以降のすべてのミーティングで参加者全員が画面共有できるようになります。
- ブラウザで zoom.us にログイン
- 左メニューの「設定」をクリック
- 「ミーティング」タブを選択
- 検索バーに「画面共有」と入力して該当セクションを表示
- 「共有できるのは誰ですか?」を「全参加者」に変更
- 「同時に共有できる参加者数」も必要に応じて設定(デフォルトは「1名」)
- 「保存」をクリック
この設定はアカウントレベルで保存されるため、毎回のミーティングごとに変更する必要がなくなります。社内ミーティングや研修など参加者全員が画面共有する場面が多い場合は、この事前設定を済ませておくと効率的です。
共同ホスト・代替ホストに権限を付与する方法
共同ホストとして指名された参加者は、ホストと同じ権限で画面共有の許可設定を変更できます。ホストが不在になるミーティングでは、事前に共同ホストまたは代替ホストを設定しておくと、参加者が画面共有できないトラブルを防げます。
画面共有できない時の原因と対処法
原因1: ホストが参加者の画面共有を許可していない
最も多い原因です。ホストに「セキュリティ」→「参加者に次を許可」→「画面の共有」をオンにしてもらうよう依頼してください。
原因2: Zoomアプリのバージョンが古い
Zoomアプリが最新版でない場合、画面共有が正常に動作しないことがあります。PCの場合はZoomアプリを開き、右上のプロフィールアイコンから「更新を確認」をクリックして最新版に更新してください。スマホの場合はApp Store(iOS)またはGoogle Play(Android)からZoomアプリを更新します。
原因3: OSの画面収録権限が付与されていない
macOSの場合、「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「画面収録とシステムオーディオ録音」でZoomに権限が付与されている必要があります。権限がオフの場合、画面共有が開始できないか、黒い画面が表示されます。権限を変更した後はZoomアプリの再起動が必要です。
Windowsの場合は通常この問題は発生しませんが、セキュリティソフトが画面キャプチャをブロックしている可能性があります。セキュリティソフトの設定でZoomを例外に追加してください。
原因4: GPUドライバが古い(Windows)
Windows PCで画面共有時にフリーズや黒い画面が表示される場合、GPUドライバの更新が必要な場合があります。デバイスマネージャーからディスプレイアダプターのドライバーを更新してください。それでも解決しない場合は、Zoomの「設定」→「ビデオ」→「詳細」で「ハードウェアアクセラレーション」をオフにすると改善する場合があります。
原因5: ネットワーク接続が不安定
画面共有には一定の帯域幅が必要です。Wi-Fiの電波が弱い場合や、他のアプリが帯域を消費している場合は共有が途切れることがあります。有線LANに切り替えるか、他のアプリを終了してみてください。
対処法まとめ
| 症状 | 確認項目 | 対処法 |
|---|---|---|
| 「画面共有」ボタンがグレーアウト | ホストの許可設定 | ホストに画面共有の許可を依頼 |
| 共有開始後に黒い画面 | OS権限設定 | macOS: 画面収録権限を付与 / Windows: セキュリティソフト除外 |
| 共有が途中で止まる | ネットワーク | 有線LAN接続に変更、他アプリを終了 |
| フリーズする | Zoomバージョン / GPU | アプリ更新、GPUドライバ更新 |
| スマホで共有が開始されない | OS権限・バージョン | 下記のスマホ別トラブルシューティングを参照 |
スマホ・タブレットで画面共有できない時の対処法
PCとスマホでは発生する問題が異なるため、デバイス別に対処法を整理します。
iOSで画面共有できない場合
- iOSバージョンの確認: iOS 16以降が必要です。「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で最新版に更新してください
- 画面収録の権限確認: 「設定」→「Zoom」→「画面収録」が有効になっているか確認します
- Zoomアプリの再インストール: App StoreからZoomを削除し、再インストールすることで権限設定がリセットされます
- 端末の再起動: 上記で解決しない場合は、iPhone / iPadを再起動してください
- 「ブロードキャストを開始」が表示されない場合: Zoomアプリが最新版か確認し、「設定」→「コントロールセンター」に「画面収録」が追加されているか確認してください
Androidで画面共有できない場合
- Androidバージョンの確認: Android 10以降が必要です。「設定」→「システム」→「ソフトウェアの更新」で最新版に更新してください
- 権限の確認: 「設定」→「アプリ」→「Zoom」→「権限」で「他のアプリの上に表示」と「マイク」が許可されているか確認します
- バッテリー節約モードの解除: バッテリー節約モードが有効になっていると、バックグラウンドでの画面共有が制限される場合があります。「設定」→「バッテリー」で節約モードをオフにしてください
- キャッシュのクリア: 「設定」→「アプリ」→「Zoom」→「ストレージ」→「キャッシュを消去」を試してください
- 再インストール: 上記で解決しない場合はGoogle PlayからZoomを再インストールしてください
画面共有の便利な設定・Tips
注釈機能の活用
画面共有中にフローティングツールバーの「コメントを付ける」をクリックすると、共有画面上に線や矢印、テキストを書き込めます。プレゼン中にポイントを強調したい場合に便利です。
リモート制御
画面共有中に、参加者が共有者のPCを遠隔操作できる「リモート制御」機能があります。ツール操作のサポートやトラブルシューティングに活用できます。
ホワイトボードの活用
「画面共有」で「ホワイトボード」を選択すると、全員で書き込めるホワイトボードが表示されます。ブレインストーミングやフロー図の作成に適しています。
「画面の部分」共有
「詳細」タブの「画面の部分」を選ぶと、デスクトップの特定エリアだけを共有できます。共有範囲を限定することで、不要な情報が見えるリスクを低減できます。
ミーティングチャットとの併用
画面共有中は参加者の反応が見えにくくなります。Zoomのチャット機能を併用して、質問やフィードバックをテキストで受け付けると、画面共有中でもスムーズにコミュニケーションを取れます。
画面共有+録画でオンライン商談を効率化
オンライン商談では、画面共有で資料を見せながら説明し、その様子を録画することで振り返りの精度が大幅に向上します。提案資料のどのページで顧客の質問が増えたか、説明のテンポは適切だったかなど、映像として記録しておくことで客観的な分析が可能になります。
Zoomの録画方法を活用すれば、画面共有中の操作手順や資料の表示内容もそのまま記録に残ります。録画データを文字起こしすると、テキストベースでの検索や共有も容易になります。
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Zoomの録画方法やZoomの録音・録画方法も参考にしてください。
よくある質問
Zoomでホスト以外が画面共有するにはどうすればいいですか?
ホストがミーティング中に「セキュリティ」アイコンをクリックし、「参加者に次を許可」の中から「画面共有」にチェックを入れます。事前設定としてZoom Webポータル(zoom.us)にログインし「設定」→「ミーティング」→「画面共有」で「共有できるのは誰ですか?」を「全参加者」に変更すると、毎回の設定変更が不要になります。
Zoomの画面共有ができない原因は何ですか?
主な原因は5つです。①ホストが参加者の画面共有を許可していない、②Zoomアプリのバージョンが古い、③OSの画面収録権限がZoomに付与されていない(特にmacOS)、④デバイスのGPUドライバが古い(Windows)、⑤スマホのOS権限設定が未許可。まずホストの許可設定を確認してください。
デスクトップ全体を共有するのとアプリ指定はどう違いますか?
デスクトップ全体を共有するとPC上のすべての操作が相手に見えるため、通知やパスワード入力が見えるリスクがあります。アプリを指定すると、そのアプリの画面だけが表示されます。セキュリティの観点から、アプリ単位での共有を推奨します。
スマホやタブレットからZoomの画面共有はできますか?
はい、iOS・Androidともに画面共有が可能です。Zoomアプリの「共有」→「画面」を選択し、共有を開始します。ただしスマホではアプリ単位の共有ができないため、共有前に通知をオフにしておくことを推奨します。iOSはiOS 16以降、AndroidはAndroid 10以降が必要です。
Zoomの画面共有中に音声も共有できますか?
はい、画面共有時に「コンピューターの音声を共有」にチェックを入れると、PCで再生中の音声も相手に聞こえます。ただし、すべてのシステム音声が共有されるため、通知音も相手に聞こえる点に注意してください。
iPhoneやAndroidでZoomの画面共有ができない時はどうすればいいですか?
iOSの場合はiOS 16以降へのアップデート、「設定」→「Zoom」→「画面収録」の権限確認、端末の再起動を順に試してください。Androidの場合はAndroid 10以降へのアップデート、「設定」→「アプリ」→「Zoom」→「権限」で「他のアプリの上に表示」と「マイク」の許可確認、バッテリー節約モードの解除を確認してください。
まとめ
Zoomの画面共有は「ツールバーの画面共有→対象を選択→共有」の3ステップで完了します。ホスト以外が共有するにはホストの許可設定が必要です。毎回の設定変更が手間な場合は、Zoom Webポータルで事前に全参加者への許可を設定しておくと効率的です。
画面共有できない場合は、ホストの許可設定、Zoomバージョン、OS権限の3点を順に確認してください。スマホの場合はiOS / Android別の権限設定やOSバージョンの要件も確認が必要です。
オンライン商談では画面共有と録画を併用することで、商談の振り返り精度が向上します。Zoom文字起こし方法比較やオンライン商談の成功率を上げる方法も合わせて参考にしてください。
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ailead編集部
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